ちょっとでもいいからおかねがほしい!所得税還付金…の巻。
台風が行ったと思ったら急に寒くなって、こたつを出そうか悩んでいます。
はやくも「年の瀬だなあ…」としみじみしていたのですが、
年の瀬 → 年末 → 年末調整 → あれ???
退職後の年末調整とか確定申告とかよく分かんないんですけど…
非常にめんどくさいです。
去年までは年末は会社から給与をもらう立場だったので、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」とやらに住所と名前を書いて捺印するだけで、自分で特別何かやったことなんか、一度もありません。年末調整とか確定申告という言葉も、なんとなくぼやーっとしたイメージしかないので、できればなんも知らずに一生を送りたかったですが、いまさらそうはいきません。就職する気ないです。
お金還って来るなら一銭たりとも取りこぼしたくありません…!
年金問題なんかもありますし、お役所は信用できません。還付金や助成金が出ること知ってても、けっこうしれっと黙ってますからね。余計なことは言うなって言われてるんでしょうか。危険ですね…。
そうなってくると知らない訳にはいかないので、とりあえず、国税庁のホームページを見てみました。
年末調整ってなに?
会社にいるときは、アルバイトであっても、11月ぐらいになると「これ書いてー」って「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」とかいう3枚つづりの紙が来て…っていう記憶があります。
あれはなんだったのかというと、会社側は我々の給料からあらかじめ所得税を源泉徴収して支払っていて、年末にあの紙を書いて提出すると、なにやらいろんな控除が計算されて差し引かれて、所得税の過不足額が出てきて、払い過ぎなら還ってくるし、少なかったら徴収される…ということのようです…(国税庁の『年末調整のしかた』を見てください)
無職のひとは年末調整どうするの?
じゃあ、その「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」は、会社のひとがどっかから持ってきていたのだから、無職の自分はどうすりゃいいの?と思ったのですが、国税庁によると、Q&A
手続対象者は給与所得者
ということなので、給与所得者でない自分は関係ないということですね。
そもそも「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」は、
『その年の最初に給与の支払を受ける日の前日(中途就職の場合には、就職後最初の給与の支払を受ける日の前日)までに提出してください。』(国税庁HPより)
とのことなので、4月入社の新入社員は最初に書くであろう書類だということです。私の勤めていたブラック企業ではもちろん書いてません。
ですが、もちろん所得税はきっちり引かれていました。その所得税は、私が年末まで勤めると想定して決定した額ですが、実際には年の途中で退職していますから、納め過ぎとなります。
そこで、
無職のひとは確定申告
ということになります。もし、退職後に別の会社に入社したら、そちらで年末調整をしてもらえばいいのですが、無職ではやりようがないので、年明けに確定申告をすれば還付金が手に入る!というわけです!(国税庁の『中途退職で年末調整を受けていないとき』を見てください)
ただし、確定申告の義務がない場合もあります。国税庁のQ&Aのページに条件が挙げられています。
確定申告をする必要があるひとの条件のうち、私があてはまりそうなのが、
『給与を2か所以上から受けていて、年末調整をされなかった給与の収入金額と、各種の所得金額(給与所得、退職所得を除く)との合計金額が20万円を超える』
のくだりです。ブラック入社前はアルバイトをしていたため、今年は給与を2か所から受けていて、所得は20万円を超えますから必要ありではないかと思われます。
確定申告の義務のないひとでも、還付申告という制度があり、ふつうのサラリーマンや短期間アルバイトをしていたひとでも当てはまりそうな条件がいっぱいあります。
しかも、税務署などいかなくても、郵送だけで!しかも5年前にさかのぼって!申請できるようです。(国税庁『還付申告』)
そういう大事なことは定期テストに出して欲しかったです。
確定申告、還付申告に必要なもの
ここで(個人的に)大問題が発生しました。
確定申告や還付申告に必要な書類のひとつに、「源泉徴収票」があります。年末になるともらえる、なにやらペラい、あの紙ですね。
あれは、年の途中で退職したアルバイト先からでも送ってきてくれたりするものなのですが、問題は…あのブラックしゃちょうが果たして自ら送ってくるのだろうかということです。
給料も未払いですから、源泉徴収票の一枚ぐらい送らなくったって、なんとも思わないでしょうし、逆にこっちから請求したとすると…
いろんな意味で非常に怖いので、
そのうち税務署に行ってなんとかならないか聞いてみようと思います。
追記:源泉徴収票を巡るその後の顛末について書きました!
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