むけいかくでも節税できるのか?なんとなく知っておく基礎知識…の巻。

無職になって、お金の面で色々と困ることが出てきましたが、最も理不尽で辛いのは税金です。食費などの生活費は自分の努力次第で節約できますが、税金は今年払う分に関しては節約のしようがありません。

学生の頃は学費を払う為にアルバイトをしまくっていたら、勤労学生控除の額を超えてしまい、税金にがっぽり持って行かれるなど、非常に悔しい思いばかりさせられています。

今年、最も理不尽だったのは、国民健康保険です。

 

就職して、雇用保険に入れると思ったら大間違い、そこはブラック企業であったが為に、勇気を出して保険の話を切り出した同僚が怒鳴られる始末…結局、国民健康保険に加入したのですが、申請をしたのが3月30日でした。すると3月の2日間の為だけに7000円以上も保険料を取られ、改めて4月からの第一期の分もすぐに支払わなければいけないという貧乏人には泣きたくなるような失敗をしました。

後から、

「あのとき払った金はなんだったのだ?」

と思い調べると、国民健康保険というのは、月末にどの保険に入っているかで判断されてしまうので、たとえ3月31日に加入したとしても、一ヶ月分の保険料がかかるということでした。こういうことを学校で教えてほしかったです。と前も書いた気がします。

 

どうやら税金の知識は自己責任で身に付けないと損するばっかりのようですので、せめて来年の分の節税術がないか調べました。

とりあえず今日は、税金の基礎知識を勉強します。

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まず、考慮しなければいけない税金は

の4つです。

この内、国民年金に関しては年収などによって変動しませんので、とりあえず今は考えないことにします。

 

残り3つの内、自分で納付書などを使って払わなければいけない税金は私の場合、

ですが、これらは、前年の所得に対して税金がかかる、つまり、

前の年(1/1〜12/31)にたくさん稼いだら、今年たくさん税金を払わなくてはいけないということになります。ですので、今は徴収に耐えねばなりません。

所得税は、給与として支払われた所得の場合は源泉徴収として給与から天引きされています。これは、その年の所得に対してかかってくる点が、住民税や国民健康保険とは違います。単純に考えると、所得税は先払い、住民税国民健康保険は後払い、といったかんじでしょうか。

年収が103万円以下の場合は控除により所得税がかかりませんが、すでに給与から天引きされている分については、年末調整や確定申告をすることで返してもらえます。楽しみです。

 

話がやや脱線しますが、国民健康保険料があまりにも高く、何とかならないかと役所に相談に行ったのですが、最初に窓口にいたのが妙齢の女性でした。その人に長々と事情を説明し、なにか救済措置は無いかと聞いたところ、

「払ってもらはなければいけないものですから」

の一点張りでした。こちらもつい悔しくなり、

「無い袖は振れません」

と言ったところ、

「じゃあ担当の課の者に代わりますので」

と言って、別の男性を連れて来ました。

じゃああなたは何だったのだ!!

と叫びたくなりましたが、次に来た男性がすぐに、

「では支払いを少し猶予しますので、心配しないでください」

と言ってくれたので、忘れることにしました。

 

という訳で、担当の人によっては柔軟に対応してもらえることもあるかもしれませんが、税金の額は変わりません。ですが、払えないからといってほっておくと延滞金がかかるようなので、面倒ですが、とりあえず役所に相談に行ってみるとよいと思います。

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さて、今年の収入はかなり少ないですから、確定申告により、払いすぎた所得税が還付され、さらに来年の住民税国民健康保険が安くなると思われます。

とはいえ、住民税は年末調整や確定申告を元に税務署が計算して、それが終わる6月に税額が決定しますから、しばらく去年の所得の呪いが解けません。待ち遠しいです。

 

では税金の額はどうやって決まるのでしょうか?

これは、「収入」から色んなものを控除して(差し引いて)算出された「所得」に対してなにやら掛けたり引いたりして決めています。 

まず、国民健康保険は、所得と世帯の人数によって決まります。所得税住民税には「所得控除」がありますが、国民健康保険にはありません。ですが、国民健康保険も所得が低ければ保険料も低くなるので、とにかく、所得控除を申請して課税される金額を低くします

 

所得控除には、すべての人に適用される「基礎控除」の他に、色んな条件で控除が適用されるものがありますから、自分はどれに当てはまるか探して確定申告すれば、お役所がしれっとした顔で余分な税金を持って行ってしまうのを防ぐことができるはずです。

 

次回は個人的に狙い目の控除について調べます!

 

無職のひとの税金まとめ

  • 国民年金は仕方ないので黙って払う。
  • 確定申告で所得税の還付を狙う。
  • ついでに所得控除で来年の節税も狙う。

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