読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

むけいかくなひと、しごとをさがす

むけいかくに生きていくとどうなるか実験中のブログです

立川高島屋「川瀬巴水展」を見に行ってきました

先日、立川高島屋にて2017年1月2日から16日の日程で開催されていた「川瀬巴水展」へ行ってまいりました。

川瀬巴水 信州松原湖

なかなか日程が合わず最終日に都合をつけて駆け込んだのですが、さすがに新版画の代表ともいえる川瀬巴水だけあって会場内は大盛況、ほとんどが50代以上のようでしたが、ちらほらと20代ぐらいの若い方もいらっしゃいました。

肝心の出展内容ですが、初刷り・後刷りも合わせると非常に数が多く、実物では初めて目にする作品もたくさんありました。

催事場の壁に額がそのままかけられているので、ぐっと近づいて見ることもでき、紙についた凸凹や微妙な色の混ざり方までしっかりと見ることができました。

特に「東京二十景」というシリーズの中の「桔梗門」などは、石垣の石に使われている色がそれぞれ一色ではなく何色も重ねられているのが分かり、その微妙な色感覚に職人の凄さを感じました。

「桔梗門」は国立国会図書館デジタルコレクションで見ることができます。 

国立国会図書館デジタルコレクション - 川瀬巴水版画集. 1

川瀬巴水 桔梗門

リンク先のページで川瀬巴水の作品が計50点公開されており、かなり拡大して見ることができます。が、やはり本物には敵わないな…というかんじです。

 

今回は美術館での展覧会とは違って、購入可能な作品も多く展示されていました。

初刷りは100万円を超えるものもありましたが、後刷りでは3万円から4万円のものが多く、きれいに額装されており、中には巴水夫人の着物が使われたものもありました。

こうして本物を気軽に手に入れることができるのが、版画の良いところだなぁと、うっかり手を出したくなりましたが、我があばら家にはまだ早いと思い断念しました…

 

また版画だけでなく、ポストカードやクリアファイルなどはかなりのバリエーションがあり、クリアファイルの額装も2千円程度で販売されていました。さらに多摩地区での開催ということで、澤乃井や多満自慢など地酒のラベルに巴水の版画を使った限定商品も販売されていました。

 

ちなみに版元の渡邊木版画美術画舗にはオンラインショップもあります。

S.WATANABE COLOR PRINT CO. ONLINE SHOP

 

その他、吉田博や石渡江逸、笠松紫浪、伊藤深水(女優・朝丘雪路のお父様)の作品も販売されていました。

川瀬巴水や吉田博などはよく企画展が開催されているので実物を目にする機会も多いですが、その他の新版画家についてはなかなかそういった機会のないので、いつかじっくり見ることができればな…と新版画ブームに期待しています。

sponsored link

 

【新版画に関するその他の記事】

 

sponsored link

オールポスターズ:世界最大級ポスター&絵画ショップ